カナダの大学出願のためのIELTS

IELTSとは

IELTS
 

IELTSはInternational English Language Testing Systemの略です。IELTSはイギリス留学をはじめカナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの高等教育機関に入学する際に必要なテストです。アメリカでも3,000以上の大学がIELTSを採用しています。IELTSは世界135の国と地域、約8,000の教育機関、国際機関、政府機関で採用されており、信頼度の非常に高い英語力証明として世界中の多くの大学・大学院が積極的にIELTSのスコアを採用しています。日本国内の大学入試でも導入し始めています。

IELTSの結果について

スコアは1から9まで0.5刻みのBand(バンド)と呼ばれる数字で表され Band1は全くの初心者を示し、Band9は熟達者であることを示します。レベルの高い大学院へのカナダ留学の目安としては6.5から7.0のスコアが必要です。 また、IELTSのスコアには有効期限があり、テストの結果は受験してから2年間有効です。

IELTSの種類

IELTSには、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があります。いずれも、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成されており、リーディングとライティングに関しては、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールでは試験問題が異なります。どちらのモジュールを受験する必要があるかは受験お申し込み前に出願先へご確認ください。

IELTS アカデミック・モジュール

アカデミック・モジュールは、受験生の英語力が、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するテストです。カナダ、イギリス、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランドの大学や大学院に出願するためには、アカデミック・モジュールのスコアが必要です。

IELTS ジェネラル・モジュール

ジェネラル・トレーニング・モジュールは受験生の英語力が、英語圏で仕事や生活をする上で必要なレベルに達しているかどうかを評価するテストです。英語圏で学業以外の研修や就労経験を行う際に必要なテストです。また、カナダ、イギリス、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランドへの移住申請をされる方は、ジェネラル・トレーニング・モジュールの受験が必須です。

 

IELTS対策センターの体験レッスンや模擬テスト、IELTSの対策方法につきましては、SI-Canadaまでお問い合わせください

 

IELTSの構成

IELTSはリスニング、スピーキング、リーディング、そしてライティングの4つのセクションから構成されています。テストの所要時間は2時間45分です。IELTSの出題パターンについて、それぞれのセクションごとに見てみましょう。

  時間 説明
Writing 60分
  • IELTSのライティングセクションは60分の時間内に2つのエッセイを書きます。
  • 1つ目は図または表の内容を説明するエッセイです。問題用紙に示されている図や表について自分の言葉で説明します。字数は150ワード以上です。
  • 2つ目は問いに対する自分の意見や、示された問題に対する解決策などを論述します。字数は250ワード以上です。
Reading 60分
  • IELTSのリーディングセクションは3つの文章から構成されており、合計40問出題されます。
  • 文章は雑誌、ジャーナル、本、新聞などから選出されています。
  • 問題はテストが進むにつれて難しくなります。
  • リーディングセクションでは答えを解答用紙に写すための時間は設けられていません。
Listening 30分
  • IELTSのリスニングセクションは4つのパートに分かれており、合計40問出題されます。
  • 内容は大学の講義の一部を聞くようなものから、電話のやり取りまで、多岐にわたります。
  • 録音を聞けるのは一回のみです。ただし録音が流れる前に、問題を読む時間が与えられます。
  • 問題はテストが進むにつれて難しくなっていきます。
  • 全ての問題が終了した後、答えを解答用紙に記入するための時間が10分あります。
Speaking 14分
  • IELTSのスピーキングセクションは3つのパートから構成されています。
  • 最初のパートでは、身近な内容(自分のこと、自分の家、家族、仕事、勉強についてなど)について質問されます。
  • 次に面接官よりトピックが渡され、1、2分のスピーチを考える時間が1分間与えられます。
  • スピーチを行った後、最後にそのトピックに関する抽象的な質問が出されます。
 

IELTS FAQ

IELTS対策やIELTS試験に関するよくある質問にお答えします。

IELTSは「International English Language Testing System」の略で、英語能力を判定する試験です。IELTSは、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの高等教育機関や入国管理局で認められています。教育機関、雇用主、政府、移民局、専門機関など、世界中で10,000以上の団体がIELTSを受け入れています。

テストはライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの4つのパートに分かれています。試験時間は全部で3時間弱です。

IELTSにはGeneralとAcademicの2種類があります。大学に出願する場合は、アカデミック・レッスンを受講する必要があります。市民権申請や学位レベル以下の勉強のためだけにIELTSを受験する場合は、Generalテストが適しています。不安な場合は、アカデミックIELTSで学習と移民の両方のニーズに対応できます。どちらの試験も形式は同じですが、リーディングとライティングはGeneralテストの方がやや簡単です。

学士課程では一般的にIELTS6点以上、大学院レベルでは6.5点以上必要です。医学などの専門課程では7.0点が必要です。

いつ試験を受けるべきか、どれくらいの準備期間が必要かは、ご自身の現在の能力によって異なります。しかし、試験日の数ヶ月前から準備レッスンを始めることをお勧めします。現在のIELTSスコアを知りたい方は、SI-Canadaにご連絡の上、弊社の模擬試験をお申し込みください。

ペーパー版の場合は受験後2週間後、コンピューター版の場合は3~5日後に結果が届きます。

IELTSスコアは受験後2年間有効です。

英語力が高い場合でも、IELTSを受験しスコアを取得する必要があります。特にライティングのパートでは、生徒が満たすべき要件が非常に具体的に定められており、教師とともに具体的な対策やテクニックを学ぶことで、目標を達成することができます。

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